中華エンジンを購入する前に |
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本家、ホンダでも初期のモデルと後期モデルは材質が違っていたりします。 ディグリーの初期のクランクケースと後期とでは、初期のほうがいいです。 RFVCを初めて市販車に採用したXLX250の初期のモデルはマグネシウムのカバーを使ってましたが、アルミに変更されました。 モンキーの6V仕様より12V仕様はクランクケース類のアルミの肉厚が、薄くなっています。 このように、同じモデルでありながら、次第にコストダウンをしています。 もちろん、耐久性を考慮した上で次第に部材の質を変更するので、一般で乗る分には問題ないレベルにしてあります。 ときたま、寸止めに失敗して、リコールもあるようですが……。 中華エンジンも基本は同じですが、黎明期の日本のバイクみたいです(最初は品質が悪くて今は向上中)。 中国の大手メーカーが製造していたエンジンを下請けに製造を委託する、下請けは大手に納品しつつ、いつの間にか独自に販売する。さらに別の所がまたコピー……。 そのテのシロモノがオークションで出品されているわけでしてエンジンの部材や品質は実のところ、買ってみないとわかりません。 しかも、安い=悪い、とも限らず、また、高い=良い、とも限らないのです。 乗ってみて初めて当たりか、外れかが分かる。 それが中華エンジンです。 中華エンジンの楽しみ方というのは、壊れても笑って済ませて、分解してホンダ純正との互換性を調べてみたり、違うエンジンを買って載せ換えて遊ぶ、くらいの余裕がないと落ち込むだけでしょう。 もちろん、ちゃんと大手メーカーと契約を結び、品質をちゃんとチェックして売りに出しているショップのエンジンは別です。 そういうショップのエンジンはヤフーオークションの平均価格より三倍くらいしますが信頼性はあります。 信頼のあるショップはアフターパーツをそろえています。 このサイトではどこのメーカーがいいのか、を紹介するのではなく(上記の理由でわかりません)、どのタイプのエンジンは、どのような加工をすれば載せることが出来るか、を参考程度にまとめたものです。 文責 ふうてん |
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